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CASECは、TOEICなど英語資格との換算はどうなのか?
そこで、CASECとTOEIC・TOEFL・英検など、各資格との換算と比較を記事にまとめました。
また、CASECと他の英語資格のスコアとの精度や、難易度の違いについてもまとめています。
CASECとTOEICなど各資格との換算と比較
以下、各英語資格とのスコア精度、換算と比較、CASECとTOEICの難易度の違いの順で掲載しています。
各英語資格とのスコア精度
CASECと、TOEIC・TOEFL・英検など、他の英語資格とのスコア精度はどの程度あるのか?
公式サイトによると、CASEC受験者の各英語資格の自己申告スコアと、CASECスコアを照らし合わせた数値になっているとの事です。
CASEC公式サイトでは、TOEIC、TOEFL IBT、英検、CEFRとの換算スコアが表記されています。
出典:CASEC
これらの測定方法を見ると、完璧ではないとしても、ある一定の精度はあると考えて良いと思います。
各英語資格との換算と比較
CASEC公式サイトには、各英語資格とのスコア換算が掲載されています。
受験後にも、他の英語資格との換算レポートを見る事ができます。
公式サイトでは、各々の英語資格との数値しかあります。
そこで、ここでは全ての英語資格の換算表を、ひとつの表でまとめました。
ただし、英検のデータのみ分布図で表記されています。
その内容を元に、当編集部でおおまかにまとめていますので、あらかじめご了承ください。
CASEC | TOEIC | TOEFL IBT | 英検 |
---|---|---|---|
1000 | 990 | 100 | 準1級~1級 |
950 | 985 | 〃 | 〃 |
900 | 965 | 96~116 | 2級~準1級 |
850 | 930 | 86~109 | 〃 |
800 | 880 | 76~100 | 2級 |
750 | 810 | 66~99 | 〃 |
700 | 725 | 53~80 | 〃 |
650 | 635 | 47~70 | 〃 |
600 | 545 | 38~61 | 3級~2級 |
550 | 465 | 32~53 | 〃 |
500 | 405 | 25~48 | 3級~準2級 |
450 | 355 | 45未満 | 〃 |
400 | 315 | 〃 | 〃 |
350 | 275 | 〃 | 〃 |
300 | 240 | 〃 | 4級~3級 |
250 | 205 | 〃 | 〃 |
200 | 160 | 〃 | 5級~3級 |
150 | 105 | 〃 | 〃 |
100 | 55 | 〃 | 〃 |
50 | 20 | 〃 | 〃 |
0 | 10 | 〃 | 〃 |
※上記の英検のデータは、CASEC公式サイトにある以下の分布図を元に作成しました。
出典:CASEC
また、ヨーロッパで外国語の習得状況を示すガイドラインのCEFR(セファール)とCASECとの換算です、
セクション4のみ、CEFRとの換算が難しいとの事です。
また、総合点ではなく、各セクションごとの点数でCEFRとの換算がデータで出ています。
各セクションの点数ごとにCEFRの換算スコアが違いますので、こちらもチェックしてみてください。
出典:CASEC
上記の作成した表はあくまでも当編集部が作成したものですので、より正確なものは受験後の換算表をご覧ください。
出典:CASEC
TOEICとCASECを同時に対策したい場合は、以下のページもご確認ください。
CASECとTOEICの難易度の違い
ここでは、ビジネスの現場で英語スキルのチェックとして導入されている、CASECとTOEICについてのみ、違いをまとめてみました。
CASECでTOEICの換算はできますが、内容はどう違くて、難易度も違いがあるのか?
まずはCASECとTOEICの概要を表でまとめました。
英語テスト | CASEC | TOEIC L&R TEST |
---|---|---|
英語の種類 | 日常英会話、ビジネス英語 | ビジネス英語 |
試験形式 | オンラインのみ | 全国の試験会場 |
全試験時間 | 40~50分 | 120分 |
全問題数 | 60問 | 200問 |
必要スキル | リーディング・リスニング | リスニング・リーディング |
CASECは日常英会話からビジネス英語までカバーしていますが、TOEICはビジネス英語のみです。
どういった英語を習得したいかによって、試験を選んでみるのも良いと思います。
試験形式としては、CASECはオンラインのみで、TOEICは試験会場での受験という違いがあります。
TOEICに関しては、受験料だけでなく、交通費もかかりますので注意が必要です。
試験時間や問題数に関しては、CASECが40~50分で60問、TOEICは120分で200問です。
そのため、CASECの方が、時間や疲労の負担も少ないと言えるでしょう。
また、必要なスキルとしては、どちらもリーディングやリスニング力になりますが、より具体的な必須スキルは以下のようなもnです。
必須スキル | CASEC | TOEIC |
---|---|---|
語彙力 | 〇 | 〇 |
文法力 | 〇 | 〇 |
読解力 | 〇 | 〇 |
リスニング力 | 〇 | 〇 |
素早く読む能力 | △ | 〇 |
素早く解く能力 | △ | 〇 |
CASECとTOEICでは、どちらも語彙力・文法力・読解力・リスニング力といった英語の基礎力が必須になってきます。
ただし、実際にTOEIC受験者の声を聴くと、時間が間に合わず問題を解けきれなかったというケースが多いです。
こういった事例を見る限りでは、素早く読む・素早く解くといったスキルに関してはTOEICがより求められる傾向があります。
上記の理由や、問題数や試験時間なども含めると、TOEICの方がより難易度が高いと言えるかもしれません。
もし、よりスコアアップしたい場合は、CASECにも役立つ、評判が良いTOEIC対策のオンライン学習サービスがあります。
こちらの内容としては、英単語クイズ学習、関正生(せきまさお)講師によるTOEICのコツと英文法講義、オンライン問題集などがあります。
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TOEICだけでなく、CASEC対策もしたい方は一度チェックしてみてください。
参考:スタディサプリTOEICパーソナルコーチの口コミ・体験談
各プランの公式ページは以下からアクセスしてください。
CASECとTOEICなど各資格との換算と比較まとめ
CASEC公式サイトによると、TOEICなど各英語資格との自己申告スコアを元に、CASECスコアとの換算データが表記されています。
例えば、CASECのちょうど中間スコアである500点の場合、TOEICだと405点、TOEFL IBTだと25~48、英検だと3級~準2級程度になります。
また、CASECとTOEICだと、問題数や試験時間の多さ、素早く読む・解くといった理由から、TOEICの方が難易度が高いと感じる方が多いかもしれません。
もし、スコアアップしたい場合は、CASECやTOEICでも活用できる、評判の良いオンライン学習教材がありますので、一度チェックしてみてください。